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中田耕治ドットコム とは

作家・批評家・翻訳家として、多彩な活動を続けてこられた中田耕治先生の「今」を
お伝えするサイトです。
パソコンとは無縁の師匠に代わり、有志数名が運営しています。

中田耕治 (なかだこうじ)とは
中田耕治

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中田耕治を語る
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作家。1927年、東京に生まれる。
戦後、最年少の批評家として文壇に登場し、『ショパン論』『ゴーゴリ論』などがある。
演劇の演出家としては、「闘牛」(3幕)の演出が代表作。作家として『危険な女』、『異聞猿飛佐助』ほか。評伝『ルクレツィア・ボルジア』、『メディチ家の人びと』、『ブランヴィリエ侯爵夫人』など。また、近作に『ルイ・ジュヴェとその時代』がある。翻訳家としては、ヘミングウェイ、ヘンリー・ミラーなど多数。編・訳も多く、近作に『スコット・フィッツジェラルド作品集』、『アナイス・ニン作品集』がある。

中田耕治執筆本
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中田耕治共著

中田 耕治 訳 / オノト・ワタンナ 著
若き日の永井荷風も読んだ、アメリカン・ジャポニズムの女流作家オノト・ワタンナの小説が、中田流翻訳で現代によみがえる!

 

 


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2018/06/18(Mon)  1751
 
 昨年からしばらく、休筆をつづけていた。友人に手紙も書かなかったし、ブログさえ書く気が起きなかった。
 「孤独に耐えて生きて行く」といった、しっかりした信念があったわけではなくて、ただ、何もする気がなく、本を読んだり、昔見た映画を見直したり。
 ようするに、毎日、無為に過ごしていたのだった。

 私がブログを書かなくなったのは――悼亡、喪に服しているために書かなくなったわけではなく、そもそも書こうという意欲が消えたからだった。親しい知人たちも、そんな私の状況を察して、暑中見舞いも遠慮しているようだった。
 中には、私の沈黙を心配して、手紙で「しゃきっとしなければと」と忠告してくれた人もいる。そうしたことばをありがたく頂戴しながら、毎日、無為に過ごしていた。
 そして、11月、私を励ます意味で、これまで私をささえてくれた人びと、少数だが、私の「現在」に期待してくれている人びとが集まってくれた。私は、これでなんとか元気になれたような気がする。

 何かを書こうという気力がなくなったことは事実だが、それと同時に、記憶力がひどく衰えたような気がする。(あるいは、それが原因かも?)
 よく知っているはずの人名が出てこない。

 知っている漢字が書けない。

 ここまでくると、私の記憶喪失は、サフランでも飲まなければいけないかも。
 高齢で、血液や尿のAGE濃度が高い人は、脳の認知機能の喪失がだんだん加速化するおそれがある。さらには、アルツハイマ−病の患者たちの脳内もAGEが高いことが多い、そうな。(ついでに言及するのだが、神崎 朗子の訳は名訳だった。)

    マイケル・グレガ−著、神崎 朗子訳
   「食事のせいで、死なないために」(病気別編)
    NHK出版 2017.8.25刊 P.125

 このブログは、忘れたことを思い出して書くことにしよう。あるいは、何かを忘れる前に、書きとめておくことにするか。