2020年8月20日、ロシアの反政権運動のリーダー、アレクセイ・ナワリヌイは、西シベリア、トムスクの空港で、ティーを飲んだあと、空路、モスクワに向かったが、機内で体調が急変した。ただちにオムスクの病院に搬送されたが、重体。
オムスクの病院は、「毒物の痕跡はない」と発表した。22日、ナワリヌイは、ドイツ、ベルリンの病院に移送された。24日、ベルリンの病院側は「毒物使用「を疑わせる物質を検出したと発表。
9月2日、ドイツのメルケル首相は、ドイツ連邦軍の研究所の検査の結果、ノビチョク系の毒物が使用されたと断定。
ロシア側は、例によってこれを否定。
8月28日。
安倍 晋三首相が、健康上の理由で辞任の意向を表明した。突然のことで、政界に大きな衝撃が走った。これから各派閥の後継者指名が問題になる。
誰にも会わない日々。
気になるニュース。昨年の出生数、86万5千人。過去、最低。これまで、年平均、約1万人ずつ減少し昨年は約5・3万人も減少した。原因の一つは、20代、30代の年齢層の女性が急激に減少しているため。社会保障・人口問題研究所の試算によれば、10年後には、出生数は70万人台になる。これも、亡国現象の一つ。
菅首相は就任後、最初の記者会見で少子化対策に力を入れると語ったが、どうせたいした対策も立てられないだろう。私が首相だったら、不妊治療などよりもまずシングル・マザーの奨励、社会的な保護、援助を実行するのだが。(笑)
映画「グラスハウス」2001年)を見た。両親を自動車事故で失ったため、セレブの里親に引き取られ美少女(リリイ・ソビエスキ)と幼い弟。彼女は、男親が勤務先の会社の金を横領したため、誰かに脅迫されていることに気がつく。亡くなった両親の遺産は400万ドル。莫大な遺産管理をめぐって自分の身辺に危険が迫っている。雨の闇夜、彼女は弟をつれて、養家から逃走をはかる。
ハリウッド映画のB級スリラー・ミステリー。リリイ・ソビエスキは、美少女。里親の夫婦。妻はもとは医師だったが、夫の悪事に手を貸したため、薬物におぼれ、急死する。
この母親をダイアン・レインがやっている。かつての美少女、ダイアン・レインは、やがて演技派の女優に転身するが、途中でこんなつまらないミステリーに出ている。
美少女、リリイ・ソビエスキは消えてしまった。うたた感慨なきにしもあらず。
TVニュース。女優、竹内 結子が自殺した。いい女優だったのに、自殺しなければならないほど煩悶していたのか。ちょうど、東山 千栄子のことをブログで書きはじめたところだったので、竹内 結子の訃報を知って暗然たる思いがあった。
20年9月29日。
朝、田栗 美奈子に電話。
思いがけない返事があった。母上が、今朝の未明に亡くなられたという。声を失った。
弔電。配達は、明日、午前中。
白菊や みな忘れえぬことばかり