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この前、真昼の電車のなかで、若い女ふたりが、スラングまじりで、あけすけに自分のセックス体験を話していたことを書いた。
羞恥を知らない、下司な女どもにあきれたからだった。
むろん、電車のなかで若い女性がセックスを話題にしたっていい。
ベルトラン・タヴェルニエ監督のフランス映画「ひとりぼっちの狩人たち」(“L’APPAT”/95年)のオ-プニングで、電車のなかで、少女ふたりが雑誌の性記事を話題にしていた。この映画のヒロインは、美少女のマリ-・ジラン。
映画なら、こういうシ-ンを許して、日本の若い女が、露骨にセックスを話題にするのが不愉快だったというのは、不当ではないか、といわれた。
私のいいかたが、セクシュアル・ハラスメントに当たるのだろうか。