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 最近、映画をあまりごらんにならないようですね。
 はい、ほんとうに映画を見なくなりました。
 たとえば・・・・・

   LOVERS       張 芸謀監督
   テイキング・ライブス   D・J・カルーソー監督
   ハイウェイマン      ロバート・ハーモン監督
   堕天使のパスポート    スティーヴン・フリアーズ監督
   IZO          三池 崇史監督

 こうした映画をおぼえている人がいるだろうか。
 つい、三、四年前の映画ばかりである。
 「LOVERS」のオープニング、チャン・ツイィーの太鼓打ちの舞いのシーンは、映画史に残る美しさだと思っているが、張 芸謀の映画は、ひどい駄作だと思っている。
 アンディ・ラウなんか、なんで出てきたのかわからない。
 「堕天使のパスポート」は、オドレイ・トォトゥーが出ているから見ただけ。
 あとの映画は、もう思い出すこともない。

 映画批評を書いていた時期、年間、平均して200本から250本は見ていた。しかし、映画批評を書く機会がなくなってから、見る本数は激減した。
 最近は、やっと10本見る程度。
 それでも好きな俳優、女優が出ている映画は、なるべく見るようにしている。
 たとえば・・・・シャーリーズ・セロンが、やたらババッちいメークで出ていた「モンスター」や、イザベル・アジャーニが大芝居をみせる「ボン・ヴォヤージュ」。
 ジョニー・デップを見ているうちに、原作(スティーヴン・キング)のつまらなさなどどうでもよくなってくる「シークレット・ウインドウ」。
 少年と年上の女のアヴァンチュールを描きながら、なんとも無残な感じのする「なぜ彼女は愛しすぎたのか」で、エマニュエル・ベアールを見たほうがいい。

 この映画のリストからも、私が映画を見なくなった理由は想像できるだろう。

 とにかく映画を見なくなった。