歳末、テレビを見ていた。
ある番組で、ティレクタ-がアフリカに行く。現地で出会った人々に声をかける。そのやりとりをビデオに収録する。ありきたりの番組だが、知らない土地の人々の生活、風俗、習慣が見えてくるのでおもしろい。
路傍というか、道ばたで、小刀で木彫りの人形を作っている現地の人に声をかける。
真っ黒な顔に笑いがひろがる。そして、挨拶のことば。
ナカダデブ!
驚いた。中田でぶ! 相手は何度かくり返した。「ナカダデブ! ナカダデブ!」
セネガル語で「お元気ですか」という意味だという。
笑ったなあ。
私は「デブ」ではない。しかし、この挨拶はすぐにおぼえた。さっそく使うことにしよう。
みなさん、ナカダデブ!