たしか、以前にブログに書いたはずだが、しばらく前に、恐竜絶滅という天変地異についてあたらしい仮説があらわれた。こういうニューズが好きなので、お浚いしておく。
約6550万年前。
白亜紀を最後に、恐竜は絶滅したという。メキシコのユカタン半島に、巨大な隕石が落下した。その衝撃から、さまざまな天変地異が起きて、あえなく恐竜は絶滅したらしい。
この巨大隕石の衝突にくわえて、大規模な火山の噴火がインドで発生したため、恐竜が絶滅したという。アメリカのUCCなどの国際研究チームが発表した。(2015.10.29.)
こういうニューズが好きなのである。
このチームは、インド西部の地層などを詳細に分析した。その結果、巨大隕石の衝突後の5万年以内に、大規模な火山の噴火が起きたという。
この噴火による火山灰の噴出量は、毎年、東京ドーム約700個分の、9億立方メートル。この噴火は、数十万年にわたってつづいた可能性がある、とか。
国際研究チームは――隕石衝突と大規模な火山の噴火の年代が近いので、どちらが恐竜の絶滅のおもな原因になったのか、判定はむずかしい、という見解をしめした。
なにしろ6600万年も昔の話で、しかも隕石衝突と火山の噴火の年代差が「たった」5万年というのだから、思わず笑ってしまった。いいなあ。たった5万年かあ。