幼い頃から映画を見ている。
むろん、内容もおぼえていない。
後年、母、宇免から聞いたところでは、エディ・カンターの喜劇を見た私は笑いころげたという。
母は、いろいろな映画を見たが、私をつれて行くときは、きまって喜劇映画ばかりだった。
幼い私は、ハロルド・ロイド、バスター・キートン、ローレル/ハーデイ、そしてグルーチョ/ハーポ/チコ/ゼッポのマルクス兄弟の名前を知っていた。
自分が生まれた時代を想像するのは、むずかしい。
1927年の映画を調べてみた。「フィルム・デイリー」のベスト・テン。
「ボー・ジェスト」
「ビッグ・バレード」
「栄光」
「ベン・ハー」
ただし、これは、1927年に公開された映画だけで、投票した人がこの年度中に各地で公開されたもの。なにしろ、アメリカは広いから。
「肉体の道」 パラマウント
「第七天国」 フォックス
「チャング」 パラマウント
「暗黒街」 〃
「復活」 ユナイテッド・アーティスト
「肉体と悪魔」 MGM
こういうブログを書いている時は楽しい。