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昔のはやり唄でおぼえた「ちゃりもんく」。
オドロキ モモノキ サンショノキ。たとえば、こんなふうに使う。

この翻訳は チャクライシュ
ドへたで読めない ボロボロボン

むずかしい本を読んで、よくわからない。そんなときは本を投げ出して、

こら、むずかしい チャチャラカチャン

とか、

なにをくどくど XXXXX コガルル ナントショ
XXXの流れを見てくらす しののめのストライキ
さりとはつらいね テナこと おっしゃいましたかね

など。「しののめ(「東雲」)のストライキ」などは、意味もわからいままおぼえたのだが、私の場合、XXXはたいがいは本の題名や、作者の名前になる。
少し前に、ドイツの民俗学の本を読んだが、どうもおもしろくなかった。

 ナンダ コリャ ナッチョラン ナッチョラン

少し、いい本を読んだときは、

こりゃチョイトネ

とてもいい本を読んだときは、

ラメチャンタラ ギッチョンチョンのパイのパイのパイ

など。

子どもの頃、エノケン(榎本健一)が好きだったので、「しののめ(「東雲」)のストライキ」はエノケンの映画でおぼえたらしい。
自分の無教養をさらけ出すようで恥ずかしいけれど、たぶん、そんなことだろうと思っている。エノケンの歌は、ずいぶんはっきりおぼえている。
そういえば、松井 須磨子の「カチューシャ可愛いや」などもおぼえたっけ。