他人には何の意味もない日付けの羅列。
1月13日(木)/29日(月)/31日(月)
2月8日(火)/21日(月)/26日(月)
3月1日(火)/10日(木)/14日(月)/26日(木)
4月1日(金)/5日(火)/11日(月)/19日(月)
4月23日(土)/26日(火)
5月10日(火)/11日(月)/24日(火)/28日(土)/31日(火)
6月7日(火)/14日(火)/22日(火)/25日(土)/28日(火)
7月6日(水)/12日(火)/16日(土)/19日(火)/29日(金)
8月2日(火)/9日(火)/19日(火)/24日(水)/25日(木)/30日
9月6日(火)9日(金)/14日(水)/21日(水)
10月6日(木)/17日(月)/24日(月)
11月7日(月)/14日(月)/17日(月)/21日(月)
12月8日(木)/17日(月)
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戦後はじめてモンテルランの小説を読んだ。その登場人物が、このリストをいつも紙入れにいれて、ときどきとりだしては眺める。
気がむけば、いつでも反芻することができる楽しみ。
モンテルランの表現では――彼は自分の全集の目次を読み返す作家の満足感で、それを読み返した、とあった。ふーん、自分の全集が出るような作家は目次を読み返すときに満足感をおぼえるのか。
こんなことからモンテルランに興味をもった。
当時の私は、いつもきまって友人の小川 茂久と行きつけの酒場や居酒屋で飲むことにしていた。小川は、19世紀のフランス文学、とくに自然主義の作家を勉強していたのだが、私がモンテルランに興味をもちはじめたと知って、不思議そうな顔をした。