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掲示板で、他人を傷つけるようなことばを見る。
差別まるだしの罵倒や中傷を流す。
見るに耐えないひどいことばがテジタル情報として流される。
こういう風景は、匿名性と無名性、自由と制約、大きく見ればヴァイオフィラスな生きかたとネクロフィラスな志向の相剋を物語っている。個人的なレベルでいえば、その人の品性、倫理感にかかわることで、ただちに社会的な荒廃につながる。
ITがこれからどういうふうに進化して行くか私にはわからないが、私自身は一つのル-ルをきめている。
けっしてラッダイトを書かないこと。
もの書きとしてこれは最低限のシネクァノン(必要条件)。