アメリカのコミックスを上位から人気順にあげると、
「バットマン」
「スパイダ-マン」
「Xメン」
「ス-パ-マン」
「ジャッジ・ドレッド」(これはイギリスもの)
「超人ハルク」
「ワンダ-ウ-マン」
「ジャッジ・ドレッド」は、まるでファシスト国家のような厳重な管理体制のなかで、中世の死刑執行人のようなヘルメットをつけて登場する。ほかのコミックは、ほとんどが正義の味方、悪の敵といった単純なキャラクタ-ばかりだが、「スパイダ-マン」だけは少しだけ内省的で、孤独な感じがある。
ある時期、ハリウッドがつぎつぎにアメリカのコミックスを映画化したが、ろくな映画が作れなかった。「ゴジラ」や「ス-パ-マリオ」の映画化のひどさを見てから、アメリカのコミックスにまで関心がなくなった。
ハリウッド映画が加速度的につまらなくなった時期。