庄司 肇さんの個人誌、「きゃらばん」59号が送られてきた。「肥後、筑紫、三老翁集」と題している。最初に高木 護論。思いがけず、宇尾 房子、竹内 紀吉の文章が挿入されていた。短いものながら、放浪の詩人、高木 護の姿がとらえられている。
この「きゃらばん」に、庄司さんの同窓の先輩画家、九州在住の大坪 瑞樹に対するオマージュが掲載されている。
大坪 瑞樹という画家を私は知らなかったが、庄司 肇によるエッセイ、年譜で、はじめて、この特異な画家の画業が紹介されている。この「きゃらばん」に紹介されているヌードにはいいものがある。現在、89歳。妻も毎日、水彩を4枚描くという。えらいものだと思う。